さくらのような君でした。
NEWS 3人での活動存続
外出中、一緒にいた人が突然口に出したネットニュースの記事の見出しでした。
自分のLINEの通知数の多さで、私は彼が退所したことを悟りました。
今日でジャニーズ界に、それなりに世間にも衝撃が走った彼の退所から1ヶ月が経ちました。
コロナウイルスが蔓延する不安定な状況下で、まだ気持ちの整理がつかない方もいると思います。
私も然りです。
退所から1ヶ月の今日は自分の気持ちを整理する意味も込めてまとめさせて頂きます。読みにくいとは思いますが、お暇な方はお付き合いください。
3月26日 今思い返せば手越担にとってNEWS担にとって地獄が始まったのはこの日だったのかもしれない。
始まりはある1枚の写真の流出でした。
その時は些細なことだったかもしれないけれど、どんどん拡がっていき、配信のNEWSの不参加、2回目の流出、活動自粛と共にSmileへの不参加、
正直地獄の2ヶ月間でした。
そんな不安な状態の中、JohnnysWorldHappyLivewithYouの第2弾となる有料配信が決まりました。
NEWSは3人での出演となっていました。
正直私は、1度でも4人の歌を3人が歌うのが、一瞬でも手越くんのパートを他のメンバーが歌うのが、怖くて仕方ありませんでした。
まだ見るかも見ないかも決めないまま配信の日を迎え、どうしても気になってしまってみんなの反応を調べていたら、これは見なきゃ行けないのかもしれない、、と思い、覚悟を決めて配信を見ました。
涙が止まりませんでした。
3人の表情が、歌声が、全部が手越くんとNEWSファンのためだと思った。
クローバーの手越くんパートのサビは3人で歌ったこと。エンドレス・サマーの手越くんの大サビは増田さんが歌ったこと。
3人それぞれのクローバーの歌詞とソロ曲の歌詞がメンバーそれぞれから手越くんに向けたようにしか聞こえなかった。
増田さんのクローバーに出てくる「優しい君」が「お前」が、戀に出てくる「君」が、手越くんにしか思えなかった。
増田さんが手越くんに抱く感情が、やっぱり特別なものとしか思えなかった。
そして、配信の最後の曲となったU R not aloneの手越くんの大サビを歌わないという選択をしたこと。
ああ、彼らは彼が戻る場所がここだよって言葉にしなくとも伝えようとしてくれてる。彼の居場所はここにしかない。ここが彼が探してた場所で私たちが愛した場所だよ。って見失ってた私に、3人が教えてくれた。
少なくともあの配信はそう思えたし、3人も現実を知っていたとしてもそう思ってたと思う。
そして配信の感動もつかの間。
6月19日 彼の退所が発表されたのは配信の翌日のことでした。
正直まだ受け入れられなかったし、意味がわからなかった。
にも関わらず!!信じられないスピードでTwitterを開設したらしいという情報。とりあえずアカウントに行ってみることに。
テイッ!!スーパーポジティブ人間手越祐也です!
ん??
週末に会見します
ん??色々速すぎないか!??
彼が何を考えてこれらの文章を打っているのか全く分かりませんでした。だから彼の口から彼の言葉を聞こう、まだ1度も彼の口からは何も話されてはいないから。
そう思い会見の日を迎えました。
会見を聞いても正直わからないことはたくさんありました。
その後のOPENRECの配信の方が彼のファンに向けた本音は聞けたような気がしました。
「NEWSという船」彼は会見の最初にこの言葉を使いました。その時点で、彼にとって「NEWS」はすぐに乗り換えることの出来る「船」でしかなかったんだと痛感させられました。
そりゃ彼の長い人生にとってみたらNEWSは「船」なのかもしれない。
彼の人生は彼自身のものだし、自分の夢を叶えるのは素敵だと思う。叶えて欲しいとも思う。私にそれを否定する権利だってない。
でも、その選択によって自分の夢をあきらめる人は何人いるんだろう?彼の夢のために犠牲になる夢はいくつあるんだろう?
手越くんだけが主人公の物語じゃないんだよ。3人は手越くんの物語の脇役じゃないんだよ?みんながみんな主人公なんだよ。
やっぱり私は自担がいないとしても残された3人のNEWSの方に気持ちが傾いてしまうけれど、彼にも考えがあって、この状況の中でも手越祐也というキャラを貫き通すことで、3人の追い風になるようにと思ったのかもしれない。
もうそれは本人にしか分かりません。
少なくとも私の知る手越祐也は、自分が盾になって誹謗中傷は跳ね返す、グループのために自分が犠牲になる、と口に出して言う人でした。
手越くんの魂のこもった歌が、パフォーマンスが、明るい見た目とは裏腹にどこか闇を抱えた背中が、常に見えない何かと戦ってるかのような眼差しが、何もやってないように見せてほんとは誰よりも影での努力を怠らないところが、大好きでした。
彼は円満退所だと何度も口にしていたけれど、実質クビが正しい見解なのかなと思います。
なぜなら手越くんはNEWSに未練があったから。ほんとはSTORYをやり切ってから辞めたかったんだと思う。
けれど、事務所の規則も守れない人に、自分のやりたいとこまでやらせて満足して退所なんて甘いことはしないよ、っていう事務所の姿勢の表れだと思いました。
ああ、もう私の大好きだったものは二度と戻ってこない。やっと実感がわきました。
私にとって4人のNEWSだけでなく、テゴマスがすごくすごく特別だった。1度テゴマスに、4人のNEWSに魂を捧げてしまった私はもう二度とテゴマスを超える歌が大好きで歌だけが溢れたあのエンターテインメントには、4人のNEWSを超えるどこかファンタジーで物語性に溢れたパフォーマンスには出会えない。
私が4人のNEWSのコンサートでの姿を最後に見た、WORLDISTAが最高のコンサートです。今後これ以上と言えるエンターテインメントはもう二度と出てこないです。円盤化する可能性ももうほぼ無いに等しいかもしれないけど、花道横アリーナで見たあの景色、真近で聴いた生歌の感動は、絶対忘れないです。
未来は何があるかなんて誰にも分からないけれど、
過去の思い出は裏切らない。
って私は思います。自分の大好きだった過去は胸にしっかりしまっておきます。
今回の件で頭を整理していく中で私が何より悲しかったのは、
4人のNEWSが無かったことになるかもしれないこと。
テゴマスの歌が忘れてもらえないの歌になってしまうこと。
NEWSは形として残るけれど、4人のNEWSとテゴマスという存在が消えてなくなってしまうこと。これが悲しかったんです。
手越くんはもう辞めるって決めて辞めたんだから、18年間自分が積み上げてきたものをあきらめて投げ出してまで叶えたかった自分の夢を絶対叶えてください。
私はあなたの描く未来に一緒には行けないけれど。
さようならNEWSの手越くん
さようなら私の青春。
【追記】
昨日の音楽の日の 「生きろ」 見ました。
正直見る前から手越くんのパートは増田さんじゃなきゃやだな、って思ってしまっている自分がいて、始まる前も22時に突入してからずっとソワソワしてました。
NEWSの出番が来て、中居くんに「大丈夫ですか?」って聞かれてあまり上手く答えられない3人にヒヤヒヤしたけれど、
歌が始まって涙が止まりませんでした(2回目)。
今までの衣装と色を反転させた衣装、泣きそうな3人の姿、手越くんのパートを歌う増田さん、それを見るコヤシゲの姿、2番のハモリパートのコーラスの音、気持ちのこもった歌声、ピンクを基調とした4色の照明、霧が晴れていくような演出、最後の3人の表情や呼吸、
パフォーマンスの全てが涙の要因でした。
3人が着実に前に進んでいることが嬉しかった。
3人が誰一人として4人のNEWSを無かったことにしようとしてないことが嬉しかった。
上書き保存ではなく、新しいフォルダとして作り出していることが嬉しかった。
確かに4人のNEWSが存在したことを感じさせてくれたことが嬉しかった。
テゴマスの歌も、また他の誰かが歌い継いでくれればいいと思えた。
自担はもうNEWSにはいないし、前のようには応援出来ないかもしれないけれど、3人のNEWSは降りれないなと思いました。
今私は、もう3人が東京ドームで さくらガール を歌う未来が見えています。
たぶんピンク色の桜の花びらが舞ってる。
たぶん増田さんは大サビで泣いちゃうね、、小山さんとシゲちゃんも絶対泣いちゃうよね、、
NEWSが6人から4人になった時、3人にとっての「さくら」は確実に手越くんだった。
イチゴのないショートケーキって言われ続けて、スポンジもおいしいからってコヤシゲは言ってたけど、
手越くんは自分がイチゴになろうとした子だったし、知名度と歌と、自分を生かしてイチゴになって、NEWSをまたイチゴののったショートケーキにしてくれた。なんなら増田さんは手越くんのことはずっとイチゴだと思ってた。
だから3人で初めて歌うさくらガールの「僕のさくら」はどうしても手越くんに重なってしまう。
「舞って 待って 僕のさくら」
これは3人から手越くんへの届くことのない想い。
これを歌い終えたら3人は、またさらに前に進めるって私は思ってます。
きっと大丈夫。3人も、1人になった彼も、絶対また前に進める。
―夢をめざす君に幸あれ―
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次あげる時はは明るい話題あげますね!